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たかがベラ されどベラ

こんにちは!
毎月1日担当の、石垣島ダイビングスクール竹内がお届けいたします。

早いもので、12月に突入ですね(^^)
気温自体は、平年より高い傾向が続いているようですが
冬型の気圧配置になる日が多く、特に北海道は真冬の寒さのようで・・・
冬っぽい天気になるのが全国的に早くなっているみたいです。

風邪の引きやすい時期になりますので、皆さんもお気を付けくださいね(^-^;


さて、今日ご紹介するのは、ちょっとマニアックな生物・・・
普通のダイバーさんなら、ほぼスルーしてしまうお魚なはず。。
ここで紹介しても誰も気に掛けてくれないかもしれませんが。あえて紹介します。






ベラです。笑


その名も

ベラ科・テンスモドキ属・ホンテンスモドキ属一種



そうなんです、まだ正式な和名が付いていないお魚です。
ホンテンスモドキSPと呼ばれていることが多いかもしれません。



こんなお魚です。




と、その前に・・・・

知っている方も多いと思いますが
ベラをはじめ、魚の多くは性転換をすると聞いた事はありますか?

皆さんご存知のクマノミもそうです。

クマノミは、未成熟なオス → オス → メス という順に成長の過程で性転換を行います。



この順番で性転換する魚はむしろ少なくて

ほとんどは、未成熟なメス → メス → オス の順で性転換をします。


これは、自分の遺伝子をより多く残すために
効率の良い繁殖行動ができるようにするためのものです。


例えば、クマノミなどオス→メスの順に性転換する魚は
イソギンチャクやヤギ類など、ある決まった場所から動かない生物であり
その場所にはたくさんの同類魚が生活できない(1ペアくらいしか住めない)為
メスの体が大きい方が卵を多く産めますよね。



ベラなどは、住める範囲が特に決まっていない為
自分(オス)のテリトリーに沢山のメスを住ませて
そのたくさんのメスに産卵させた方が効率が良いというわけです。

もちろん他にも理由は色々あると思います。






話が逸れましたが・・・


今回紹介するホンテンスモドキSPはベラの仲間になりますので
上に書いたような成長をしてきます。




まず生まれてからしばらくは、未成熟なメスの状態。

綺麗なオレンジというかピンクというか、こんな感じです。

PB132336.jpg








ほんで


少し成長すると

背中に赤い線がうっすらと・・・

PB152567.jpg







びみょーー 笑








ほんで、更に成長してメスになると

身体の色が白っぽくなり、背中の赤線がかなりくっきりとしてきます。

hontenB1016.jpg






これくらいの大きさになると、繁殖機能を持ち始める状態です。

この幼魚カラーからメスのカラーになるタイミングは個体によって様々で

かなり小さいサイズでもメスの体色になる場合もあります。

だからといって、繁殖機能を持っているかというとそうではないと考えられます。

その辺は専門家に聞かないとわかりません・・・






この、幼魚とメスは

過去にも何度も見られています。

名前は付いていませんが、ある海域では普通に見られる雑魚です。





しかし、オスは過去に数回しか見たことが無かったんですよね。




そんなオスですが、今年はとあるエリアに4~5個体も!

それぞれハレムを形成していて、同じ場所にしばらく居てくれています。






そんなオスが、これ



PB112096.jpg




他のベラやブダイと同様に、体色ががらりと変わります。



この雄相が、なかなか見られないんですよね~。

綺麗ですね~(^^)










え!? どうでもいいって!?!?笑




そんな声が聞こえてきそうなので、今日はこのへんで(^-^;





明日はうなりざき石垣店の太志くんが担当です☆彡

ではでは(^^)/




投稿者
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石垣島ダイビングスクール代表 竹内友哉
URL http://www.ishigaki-diving-school.com/
ショップブログ 石垣島ダイビングスクール日記
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